聞きたいこと聞いてくれて、うれしい

「こういうの作って」の「こういうの」にはその人が達成したい目的が何かある。提案された「こういうの」が気に食わなかったら、目的のほうを捉えて、それを満たすもっとスマートなものを作って持っていけばいいはず。

スマートな代案ですよ。

例えば誰か(立場的に上の人)に「こういうの作って」とお願いされて、でもそれが自分の作りたいものと違うときはどうしたらいいのか。別にどうしても断われないわけじゃないけど、実行すればメリットがあるし、そうでなければデメリットがある。それでも自分の作りたいものとは違う。

僕はこれに対する答えを見つけられずにいたのですが、近藤社長の答えはこう。

「こういうの作って」の「こういうの」にはその人が達成したい目的が何かある。提案された「こういうの」が気に食わなかったら、目的のほうを捉えて、それを満たすもっとスマートなものを作って持っていけばいいはず。

そうすれば僕も提案者もどちらも幸せになれる。確かにそうだ。僕がバカなだけかもしれないけど、こういう発想はいつもすごいと思って感動してしまう。

また、そのときに重要なのは「さっさと作ってしまう」ことだそうだ。

イデアは言葉だけでは伝わりにくいという。言葉は自分の脳を走る電気の一側面しか伝えてくれない。

それに対して実際にできたものは、目に見えるし、触って動かせる。アイデアを手っ取り早く、かつ確実に伝えようと思ったら、プロトタイプを作ってしまうといいそうだ。(あと、改めて考えると僕が元々の提案の真価を理解できていないだけかもしれない)