レコメンデーションと個人化

Kiss氏のウェブ3.0はレコメンデーションと個人化だというアイデアをどう思うだろうか。


個人レベルで制御可能なこと。

Robert O'Brien氏の定義で、「非集中化した非同期なわたし」というものだった。

 「ウェブ1.0は集中化した彼ら、ウェブ2.0は分散化したわれわれ。そしてウェブ3.0は非集中化したわたし」だと彼は書いている。「(ウェブ3.0は)世界に参加したくないときのわたしに関するものであり、自分の環境に誰を導き入れるかをより強く制御したいというわたしの側面に関係している。ウェブ3.0では、わたしの注意の対象が広がって、自分が注意を払うのは誰か、あるいは何か、そして自分を誰に見せるかということにまで及ぶ。それは、わたしにとってのより効率的なコミュニケーションなのだ。」(O'Brien氏)


欲しい情報をフィードしてくれること。

「わたしが予想するウェブ3.0には、構成要素が多数存在する。例えば映画(Netflix)や音楽(iTunes)、料理・食べもの、働く女性、一人親などのコンテクストから幹となる部分が生まれる。そしてそのコンテクストの集まりによって、消費者の必要とするもの全体を導き出すウェブ3.0の公式が作り上げられる」、言い換えれば、ウェブ3.0は自分が欲しいときに欲しい情報を(適切なコンテクストで)フィードしてくれることだ。