コーポレートサイトの企業概要とか当り前のようなコンテンツの妥当性を考え直してみたい

ようするに、ここでユーザーの利用状況や用途、ユーザーのもつ知識にあわせた適切な情報アーキテクチャがきちんと構築されているかどうかが問われるのです。情報アーキテクチャが定まっていれば、あとはボタンやアイコンをどのように配置し、表現するかの問題に集中できます。

サイトをデザインするというのは、情報デザインと表現に分れる。

  • 表現はブランドや感覚など、これまでの経験・サンプルの収集に基づいてたとえ話が可能。
  • 情報デザインは、過去にそういう観察をしてこなかったので、勉強が必要。

多くのプロダクトのユーザビリティの問題は、この基礎となる情報アーキテクチャが、ユーザー調査やペルソナ/シナリオ法を用いて明示されたところから落とし込まれていないということにあると思うのです。だからこそ、「人間中心設計プロセスに欠けているのは具体的なモデリングの手法」で書いたように、シナリオなどで描かれたユーザー要求をモデリングして情報アーキテクチャやインタラクション・デザインに落とし込む技術が必要になるわけです。

知識や経験が足りないこともありますが、確かに、シナリオまでは想像できるけど、サイトのレイアウトへ落しこむことはできないです。

この部分の情報デザインの方法をきちんと体系化してあげないといけないなと最近ものすごく感じているわけです。

体系化楽しみ。