やっぱりそうなんか。
日本のIT業界、特にSIerは歴史的に建築土木業界をお手本に発展してきた。多層請負構造や人月による見積もりなどはその名残だ。
ネットで表現しやすくなった。
企業に頼るな、個人として突き抜けろ。吉岡氏はこう語る。しかも、インターネットの誕生で個人がサバイブするための環境はずいぶんとよくなった。ただ、「ネットは自立的に動いている人にはパワーをくれるが、寝ている人には何もない。そこを気がついて、サバイブするか、しないか」(吉岡氏)というのも事実。
プログラムはネットで動かせるのでより分かりやすい。
IT技術者は自分をアピールしやすい仕事だ。飯尾氏は「ソフトウェアを作る人は頭で考えたことを実現する。人を前に出しやすい業界である」として、大きな投資をかけずに自らの知力、スキル、努力で「報われる可能性が高い」という。