ネットサービスのターゲットを時間に対する価値観で分ける。「時間のない人」と「暇つぶしをしたい人」

* Time Poorなユーザー

このユーザーはいつも「時間がない!」と言っている人です。時間を節約するためにはお金を払っても問題ない、とも思っています。

こうしたユーザーにサービスを提供するときはシンプルなナビゲーションと、ユーザビリティの高いインターフェースが必要になります。

またビジネスモデル的にはいわゆる「Freemium」(最初は無料で試用できるけど、もっと使うなら有料ね)が適しています。

このユーザーをターゲットにした典型的なサービスはグループウェアなどの仕事ツールなどがあります。

* Time Richなユーザー

こちらは逆に「時間はあるよー」という人々です。暇つぶしをしたい、という人といってもいいかもしれません。こうした人は暇つぶしをしているだけなのでお金など払う気はほとんどありません。

このユーザーをターゲットにするときは「探せば探すほどいろいろおもしろいものが出てくる」サイト構造にしましょう。クリックできるところを増やし、そのたびに新しい発見があるようにしましょう。

こうしたサイトはPVがあがるので当然ビジネスモデルは広告になります。典型的なサービスとしてはソーシャルネットワーキングがあげられるでしょう。